コラム

1on1ミーティングとは?目的

2020年8月13日

弊社では上司と部下が1対1で話す1on1という機会を定期的に設けています。1on1では部下の話を聞く機会でもあるのですが、上司から部下に戦略や方針を伝える場でもあります。

弊社では数字面を評価する定量評価と、数値化できない面を評価する定性評価の2軸で社員を評価しています。1on1では本音で話をしてもらうため、KGI / KPI(目標・達成度)のみ評価対象にしています。こちらの記事では、弊社がおこなっている1on1の目的について紹介します。

目的1. 本音で会話することで普段表にでてこない問題点・改善点が知れる

1on1をしていると、普段の仕事ではわからない問題点・改善点が見えてくることがあります。大人数がいるときに発言することは勇気がいりますが、信頼できる上司との1対1であれば話ができる人もいます。

普段表にでてこない問題点・改善点が知れることは、部下の成長チャンスです。自然な会話の中で問題点を聞くことで、部下自身も能動的に問題と向き合うようになれます。今後部下が成長していくためにも、1on1が活用されています。

目的2. 目標設定

定期的におこなわれる1on1では、部下の目標設定をおこないます。目標設定をする際に気をつける点としては、上司・部下ともに納得する目標設定を設定することです。

納得感のある目標設定をするためには、組織や部署全体の方向性の共有をしなければなりません。目標設定を明確にすれば、仕事に対するモチベーションもアップしやすくなります。上司が一方的に目標を設定するのではなく、一緒に目標設定することが大切だと考えています。

目的3. 能力開発

1on1で上司がすべきことの1つが、部下の能力開発です。1on1は上司と部下が2人きりで話す機会なので、部下に積極的に話をさせるようにしています。日常業務を通して部下自らの気付きを促すことで、本来部下が持って いる能力を開花・サポートします。

この時大切にしているのは、上司が指示をするのではなく、部下の気づきを促すサポートに徹することです。部下の持っている能力・個性が活かせれば、部下自身も仕事へのモチベーションが高くなります。そして結果として部署の成績がよくなり、会社の業績につながります。

目的4. 戦略・方針の伝達

上層部が決定した事項を伝えるときも、1on1を利用することがあります。上層部で決定した事項をタイミングよく分かりやすく部下に伝えることで、 会社の指針を社内全体に広く行き渡らせる効果があります。

部署内でのミーティングで戦略・方針を伝えることもありますが、重要な事項ほど1on1の機会に伝えるようにしています。1on1でじっくり時間をかけて伝えることで、部下はより深く会社の戦略・方針を理解できます。会社の戦略・方針を社員全員が理解していれば、社員が一体となって仕事に向かえます。

目的5. プライベートの相互理解

1on1では仕事の話もしますが、プライベートの話もする機会にしています。雑談は場を和ませる効果があり、部下との信頼関係を築くために必要です。上司がプライベートな情報を開示することで、部下に話しやすい雰囲気を作ります。

プライベートの相互理解をすることは、仕事をする上でも非常に大切です。例えば部下が家庭の事情で毎日19時までに帰宅しなければならないことを把握しておけば、早く仕事を終わらせるためのアドバイスもできます。一見無駄に思えるかもしれない雑談も、仕事に活かせます。

まとめ

弊社では定期的に1on1をすることで、上司と部下の相互理解を深めています。弊社ではチームで案件に対応する機会が多いので、それぞれの強みを生かしながら業務を進めていきます。そのためにも1on1はとても重要な機会なので、うまく活用できるよう会社全体で取り組みを進めています。今後も1on1を活用して、上司と部下の垣根がない組織づくりをしていきます。

会社説明会※現在、開催期間外となります。

ENTRY