コラム
人間はいつまでも修行中
2021年3月24日

ネイチャーフィロソフィーには「人間はいつまでも修行中」という項目があります。役職が上がったり仕事ができるようになってくると、完璧だと思ってしまうことがありますが、人間はいつまでも完成形にはなりません。
完成形にならないからこそ、日々反省し改善することが必要です。こちらの記事では、反省・改善・行動をどのようにしていけばいいのかを紹介します。
人間は常に成長の途中
人間は努力によって完成形に近づけますが、完成形にはなれません。だからこそ常に反省し、人格を高める努力をしていかなければなりません。
例えば世界一というのも相対的評価であり、完璧というものは存在しません。一定以上のクオリティまで高めることはできますが、完璧にはならないことを前提に生きていく必要があります。
限界のラインを決めてしまうと成長が止まる
また自分が成長していく上では、限界のラインを決めてしまうと成長が止まってしまいます。いつまでも完璧にはなれませんが、常に成長していく意識は持っておくことが大切です。
自分が成長して仕事ができるようになっていっても、完璧になることはありません。常に謙虚な姿勢で学び、成長につなげていくように行動しましょう。
日々の反省を活かして次に活かす
仕事をしていると日々反省することがあります。1日に何のミスもないということはありません。必ずどこかに反省点があり、改善できる余地は残されています。大切なのは反省すべきことから何を学びとれるかで、そこは自分の意識次第で変えられます。
ちょっとした出来事でも重く受け止めて、次に活かそうという姿勢をどれだけ保てるかが重要です。そのためにはまず日々の仕事・行動を見直し、反省する時間を作ることをおすすめします。この業務はもっと効率的にできたのではないか、営業トークでこの言葉はあまりよくなかったなど、日々の反省をすることが成長するためには必要です。
反省点・改善点を可視化して行動に落とし込む
反省点・改善点が挙げられたら、次はそれを行動に落とし込む必要があります。行動に落とし込むためには、反省点・改善点を可視化しましょう。このときPDCAを意識して反省点・改善点を挙げる、行動がわからなければABテストをして試してみるなどをすれば、より効率的な行動ができます。
反省して改善点を挙げ、行動に移す。これだけ聞くと簡単なことに感じるかもしれませんが、実際には日々の仕事に終われて実行できないという場合もあります。そうなってしまってはなかなか成長ができず、いつまで経っても同じ問題にぶつかってしまうことがあります。
そうしたときは日々の仕事が終了した後、10分だけでもいいので反省点・改善点を挙げる時間を作りましょう。反省することが日々の習慣化していき、行動に落とし込めれば成長の速度が一気に上がっていきます。
まとめ
ここまで「人間はいつまでも修行中」という項目について紹介しました。人間はいつまでも完璧にはなれないので、日々反省し改善点を行動に反映させていくことが大切です。そのためには常に謙虚な姿勢を忘れずに、過ごしていく必要があります。こうした意識をもつと毎日学びの連続なので、成長速度がどんどん早くなっていくのではないでしょうか。