コラム
欲望無限大
2021年6月2日
「今よりもっと稼ぎたい」「自分の理想とする人と結婚したい」など人間には、さまざまな欲望があります。欲望があること自体は当たり前なのですが、その欲望が強すぎると最終的に不幸せになってしまうことがあります。
なぜ欲望が強すぎると不幸になることがあるのでしょうか。こちらの記事では人間の欲望とはどんなものか、欲望とどうやって付き合えばいいのか説明しています。今後の生き方のヒントになれば幸いです。
強欲な人間は最終的に周囲から孤立してしまう
人の欲は例え金山ひと山渡したとしても、満足しません。10万円渡したとしても100万円・1000万円が欲しいと欲がでてきます。しかし、あまりに強欲な人間は人を顧みずに周りが見えなくなってしまい、最終的に周囲から孤立してしまいます。
つまり身の丈に合わない欲求を深めていくことは、とても危険であるということです。それでは自分の中にある欲望とは、どのように付き合っていけばいいのでしょうか。
自分の中に確固たる幸せ・理想のビジョンをつくる
欲望と上手く付き合うためには、自分の中に確固たる幸せ・理想のビジョンをつくることです。確固たるビジョンがないと、具体的にそれを叶える方法がわからず、無限大の欲望だけが膨らんでしまいます。そうなると例え月収が100万円になっても満足することなく、さらなる欲望を追い求めてしまいます。
月収20万円の人が月収100万円になれば、確実に生活は豊になっています。しかし確固たるビジョンがないとさらなる欲望を求めてしまうので、だんだんと周囲から孤立して何が目標で何が幸せなのかわからなくなってしまうことがあります。それを避けるためには自分はどうなれば幸せなのか、それを達成するためには何をしなければならないのか、じっくりと考える必要があります。
欲望を満たしていくためには
欲望を満たそうとすると何かを犠牲にしてでも欲望を満たしたい人と、手に入れたいもののために目標を立てて努力する人がいます。前者の場合周囲から孤立する可能性が高く、後者の場合周囲から尊敬のまなざしで見られる可能性が高いです。
欲望を満たしていくためには、何かを犠牲にするのではなく、立てた目標に対してコツコツ努力していくことが大切です。
既にあるものに目を向けること
無限大の欲望を持たないためには、ないもの・不足しているものに目を向けてはいけません。そうなってしまうと欲望にキリがなくなってしまい、いつまで経っても欲望と向き合ってしまいます。大切なのは既にあるものに目を向けることだと思います。
周りの家族・友人・同僚に目を向けてみると、自分が恵まれていることに気づくと思います。そうした幸せをかみしめて、身の丈に合った幸せについて考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ここまでネイチャーグループの「欲望無限大」について紹介しました。人には欲望があるので、今よりもっと収入を得たいといった欲望を持つこと自体は自然なことです。しかしあまりに欲望が膨らんでしまうと、周囲から孤立して結果として不幸せになってしまう可能性が高くなってしまいます。
それを防ぐためには確固たるビジョンをつくり、身の丈に合った幸せをつかむために努力することです。そして既にあるものに目を向けてみると、すでに幸せに囲まれていることに気づけるかもしれません。