コラム
知っているとできているは別
2021年7月7日
水泳の泳ぎ方の知識があっても、実際に泳げないこともあります。このように知っているとできることは全くの別物です。仕事でもこれと同じことがよく起きます。
知識を取得することは大切ですが、それは実践に移してはじめて経験になります。この記事がなかなか行動に移せないと悩んでいる方の手助けになれば幸いです。
頭でわかっているのと実際にできることは違う
今の時代はインターネットの発達によって、誰でも簡単に情報収集ができます。かつては一部の人しか知らなかった知識も、インターネットで検索すればすぐに情報を得ることができます。しかし知識や情報を理解しても、実際にできるかどうかは別の話です。
まずはそのことを自分自身で理解する必要があります。知識を身につけたことで満足せず、それを行動に移すことを意識しましょう。
知識は実践してはじめて身につく
一般的な学習モデルである「ラーニングピラミッド」によると、講義を受けたときの知識保有率はわずか5%でしかないとされています。そしてそれを実践に移すことで、知識保有率は75%にまで上昇します。つまり知識は実践してはじめて身につくということです。
そして現代では情報に簡単にアクセスできることもあって知識を詰め込んだ人は多くても、ビジネスを継続して「できる」人は少ないです。情報だけでやった気にならずに、やってみることが大切です。
大量の知識よりも行動して取得することではじめてアドバンテージとなる
現代では知ることの価値が、昔ほどなくなってきています。そんな時代であるからこそ、大量の知識よりも行動・習慣化して取得することで、はじめてアドバンテージになっていきます。ビジネスで成功したい、仕事がもっとできるようになりたい、そんな方は知識を学ぶだけでなく、行動に移すまでをセットにすることを実践しましょう。
人生を豊かに変えていくのは実践
「知る」「できる」「やっている」は、それぞれまったく違います。知るはただ知識として取得している、できるは行動に起こせる、やっているは習慣化していることです。知識を知るだけでは足りず、人生を豊かに変えていくのは実践です。
例えば接客業であれば挨拶や笑顔が重要であることは、誰でも知っています。しかし実際にどんなお客さんに対しても笑顔で対応できる方は、どのくらいいるでしょうか。頭でわかっていても、実際できているかはまったく別物です。
もし知識を取得しているだけで満足しているのであれば、それはとてももったいないことです。せっかく知識を取得するという第一歩を踏み出せたのであれば、次は実際にやってみましょう。そしてそれを習慣化していくことで、大きなアドバンテージを得ることに繋がることでしょう。
まとめ
ここまでネイチャーグループの「知っているとできているは別」について紹介しました。知識や情報が簡単に得られる現代だからこそ、行動に移して習慣化することが重要です。この記事を読んだ今から、取得した知識を行動に移していきましょう。