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ドバイ移住は実際どう?メリットとデメリット・必要なビザを紹介

ビジネスチャンスをつかみたい、観光で長期滞在をしたい、経済成長が著しい国の勢いを感じてみたい。さまざまな理由でドバイに魅力を感じ、移住を検討している方もいるでしょう。

この記事では、ドバイに移住するメリット・デメリット、必要なビザについて解説しています。

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ドバイ移住するメリット11選

では早速、ドバイ移住のメリットを紹介します。

  1. 日本と比べて税金が安い
  2. 治安が良い
  3. 女性や子連れでも生活しやすい
  4. ドバイを拠点に世界各国へ渡りやすい
  5. ビザの取得条件がしやすい
  6. 日本より気温寒くない
  7. 医療の品質が高い
  8. 経済成長が期待できる国に住める
  9. 英語力を伸ばせる
  10. 世界の資産家や投資家と接点を持ちやすい
  11. 不動産投資で利益を得られる

日本と比べて税金が安い

ドバイはタックスヘイブン(租税回避地)です。タックスヘイブンとは法人税や所得税といった税金が全くかからないか、きわめて税率が低い国のことを指します。

日本で課税所得が1,000万円ある方がいたとすると、この方は所得税約180万円+住民税約100万円、合計約280万円を納めなければなりません。

しかしドバイなら所得税・住民税は0円です。

日本とドバイの主な税率の違いは以下の通りです。

税金の種類 ドバイ 日本
所得税 0% 5~45%
住民税 0% 10%
相続税 0% 10~55%
法人税 0~9% 15~23.2%
消費税 5% 8~10%

※法人税は、地方法人税が別途かかります。

ドバイがタックスヘイブンとして成り立っているのは、関税や観光税で行政機関の財源がまかなえているためです。

同じ所得なら、自由に使えるお金が日本よりも多くなるため、日本よりドバイのほうが住みやすいと言えます。

治安が良い

ドバイは中東にあるため、テロなどがあるのではないかと不安に感じる方もいるかもしれません。

しかし、令和6年2月に在ドバイ日本国総領事館が発行した「安全の手引き」によると、ビジネス環境や対外的なイメージを良好に保つため、治安維持を重視し、厳格な出入国管理を行っています。

NUMBEOが発表している2024年中期の都市別安全指数ランキングでも世界で5位に入っています。ちなみに同ランキングにおいて、日本でもっとも上位に入っている都市は東京で23位となっています。

ただしリスクはゼロではないため、移住の際は安全の手引きや、海外安全ホームページや報道などから最新の治安情報を入手し、適切な安全対策を立てておきましょう。

女性や子連れでも生活しやすい

ドバイは、いち早く女性の活躍を後押しする政策や制度が整備され、スキルアッププログラムも充実しています。

またドバイには民間・公立の医療部門を合わせると52の病院があるなど医療施設も充実しています。

そのためドバイは女性や子連れでも生活しやすい環境にあると言えます。

ドバイを拠点に世界各国へ渡りやすい

ドバイはヨーロッパ、アジア、アフリカの中間地点に位置しているため、各地域への渡航時間が短いという特徴があります。

主な地域への渡航時間は以下の通りです。

  • ヨーロッパ・・・7~8時間
  • アフリカ・・・5~6時間
  • アジア・・・6~7時間

世界中を旅してみたいという方には便利な地域と言えます。

ビザの取得条件がしやすい

ドバイをはじめとしたアラブ首長国連邦に入国するためには、ビザが必要です。

しかし他国に比べてドバイのビザ取得の難易度が低いため、自身の移住目的にあったビザを選びましょう。

移住に必要なビザの種類や取得条件については後述します。

日本より気温寒くない

冬でもドバイは平均気温が20度前後と1年を通して温暖な気候なので、寒さが苦手な方におすすめです。

【ドバイと日本の平均気温(2023年)】

ドバイ 日本(東京)
1月 19℃ 5.7℃
2月 20℃ 7.3℃
3月 23℃ 12.9℃
4月 27℃ 16.3℃
5月 31℃ 19.0℃
6月 33℃ 23.2℃
7月 35℃ 28.7℃
8月 35℃ 29.2℃
9月 33℃ 26.7℃
10月 29℃ 18.9℃
11月 25℃ 14.4℃
12月 21℃ 9.4℃

医療の品質が高い

ドバイは、早くから医療ツーリズムに取り組んできていました。医療ツーリズムとは、自国よりも医療水準が高い国にいって、治療や健診を受けることです。

ドバイは、これまでにも医療ツーリズムに多額の投資を行い、高度なサービスを受けられる国として高い評価を得ています。

さらに、最先端の施設を備えた近代的な病院を建設したり、さまざまな分野の国際的な医師を誘致したりする投資も行っているため、高い医療品質を誇っています。

経済成長が期待できる国に住める

ドバイの人口は2021年時点で約350万人と、UAE全体の3分の1を占めています。また2009年時点では人口が約177万人だったことから、12年で倍増しています。

ドバイは中東にあるため、原油に依存した経済・財政構造になっているというイメージを持っている方も多いかもしれません。

しかし、ドバイの2021年時点でのGDPで最も大きな割合を占めているのは「卸・小売・貿易・修理」の26.3%で、次いで「金融・保険」11.8%、「運輸・倉庫」9.6%となっており、「石油・天然ガス等」を現す鉱業はわずか2.8%しかありません。

これは原油に依存せずに、積極的にインフラ整備やビジネス環境、観光資源等を整備してきた結果と考えられます。

さらに、ドバイはドバイ都市マスタープラン2040を発表し、人口を580万人に増加させる・教育施設や医療施設の増加・公共交通機関を利用しやすい国作りといった目標を掲げています。

ドバイは、今後も高い経済成長や人口増加が見込まれ、今以上に豊かな生活が期待できるでしょう。

英語力を伸ばせる

ドバイの公用語はアラビア語と英語ですが、在住者の大半が外国人のため英語を使うのが一般的です。

道路の標識や観光案内なども英語で書かれているため、英語力が高められます。

英語は実際に日常会話で使うのが上達の早道です。ドバイに移住したら積極的に英語を活用することで、英語力を伸ばすことができるでしょう。

世界の資産家や投資家と接点を持ちやすい

ドバイはタックスヘイブンであることや温暖な気候、医療の品質が高いといった理由から、世界の資産家や投資家をひきつけています。

ドバイに移住することで、こうした資産家や投資家と接点を持てる確率が高まるでしょう。

不動産投資で利益を得られる

ドバイは経済成長や人口増加が見込まれているため、不動産価格や家賃が上昇していく可能性があります。

現状でもドバイの不動産投資の利回りは一般的に5〜9%と、日本の平均である3〜5%よりも高い状況です。

ドバイに移住して不動産投資を始めれば、安定した家賃収入が期待できます。

ドバイ移住でもデメリットがある!5つ紹介

ドバイ移住は良いことばかりではありません。デメリットについても確認しておきましょう。主なデメリットを5つ紹介します。

  1. 夏は暑い
  2. 生活費が日本より高い恐れがある
  3. 車が必要になる
  4. 日本へ頻繁に帰るのは難しい
  5. イスラム教の文化に配慮しなければならない

夏は暑い

ドバイは冬は過ごしやすい反面、夏は日本よりも暑い傾向があります。2023年の最高気温を見ると4月の時点ですでに34℃を超え、6〜8月は40℃を超えています。

夏の日差しや暑さが苦手な方は、移住する際に対策を立てておく必要があります。

【ドバイの最高気温(2023年4~9月】

4月 34℃
5月 38℃
6月 40℃
7月 41℃
8月 41℃
9月 39℃

生活費が日本より高い恐れがある

ドバイは、経済成長と人口増加が続いていますが、それに伴い物価も急上昇しています。中東では最も物価が高い都市と言われており、物価が高い都市のランキングでも15位に入っています。

利用する商品やサービスにもよりますが、生活費全般を考えると日本よりもはるかに高くなる可能性が高いでしょう。

車が必要になる

ドバイは市内なら地下鉄やトラム(路面電車)が充実していますが、観光地以外の場所にいくには車が欠かせません。

また夏の暑さも考慮すると、車で外出をしたほうが賢明です。

ドバイに移住したら、車が必要になることを考慮して資金計画を立てる必要があります。

日本へ頻繁に帰るのは難しい

日本とドバイの距離は約8,000キロ。飛行機で約10〜12時間かかります。また直行便が羽田と成田からしか飛んでいないことから、首都圏近郊以外に住んでいる方は乗り継ぎも考慮しなければなりません。

そのため頻繁に日本に帰るのは難しいでしょう。仕事で往復する必要がある方は極力、頻繁に往復しない仕組みを作っておく必要があります。

イスラム教の文化に配慮しなければならない

ドバイはイスラム教で、日本とは異なるルールがあります。主な内容は以下の通りです。

  • 肌を露出した服装は避ける(特に女性)
  • 飲酒は原則禁止
  • ラマダン(断食月)は人目につく場所での飲食や喫煙をしない

ドバイは世界中からヒトとモノが集まるよう、外国人にも配慮している国です。そのためホテルなど、指定された場所での飲酒ができるなど、比較的イスラム教徒以外でも住みやすいルールが作られています。しかし酔った状態で外出すると罰金・投獄の対象となります。

日本人の感覚では理解が及ばない点も多数あると考えられることから、移住するときは、イスラム教の文化の特徴について十分確認して、それに配慮した行動を心がけましょう。

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ドバイ移住に必要なビザの取得条件

ドバイに移住するために必要なビザの取得条件は以下の通りです。またビザを取得するには、居住要件がある場合があります。ビザの条件は、改正されることがありますので、目的や状況に応じて現在の要件を現地に確認する必要があります。

ビザの種類 取得条件 有効期限
不動産ビザ 75万AED※以上の不動産のオーナー 2年間
ゴールデンビザ 200万AED※以上の不動産のオーナー 10年間(起業家の場合5年)
投資家ビザ 法人への投資・設立 3年間
退職ビザ ・退職時年齢が55歳以上
・100万AED以上の不動産を所有
・100万AED以上の貯蓄、あるいは月2万AED以上の収入がある
5年間
就労ビザ ドバイ法人に就職 雇用契約に応じて2年、あるいは3年間

※AED=ディルハム(アラブ首長国連邦の通貨)、2024年7月現在1ディルハム=43円

ドバイ移住が実現するまでの手順5ステップ

ドバイ移住を具体的に検討する場合、どのような手順で進めていけばよいのでしょうか。ドバイ移住が実現するまでの手順を5つに分けて紹介します。

  1. 居住ビザを選ぶ
  2. 入国する
  3. 健康保険に加入する
  4. 居住ビザを取得する
  5. 家を借りるか購入する

居住ビザを選ぶ

ドバイ移住するために必要なビザは複数ありますが、自身にあったものを選びましょう。ビザの取得には時間がかかるため、早めに手続きを進めておくことが大切です。

またドバイに入国するには、パスポートの期限が到着日から6ヶ月以上残っている必要があります。ドバイ大使館でもパスポートの更新は可能ですが、移住当初は慣れないことも多いためパスポート更新は日本で済ませておきましょう。

入国する

ドバイで居住ビザを取得するためには、UAEに入国・滞在を許可するE-VISAが必要です。

ドバイ国内でもできますが、入国後はさまざまな手続きがあるため、入国前に申請しておくことをおすすめします。おおよそE-VISAは手続きから3〜5日営業日で発行されますが、急ぎであれば追加料金を支払うことで24時間以内で発行も可能です。

健康保険に加入する

外国人がドバイでケガや病気の治療を受けても医療費が払えないということを防ぐため、ドバイ政府は居住ビザ取得を希望する方に民間の健康保険への加入を義務付けています。

外国人はアラブ首長国連邦の健康保険制度が利用できないため、民間の健康保険に加入して備えましょう。民間の健康保険は保障内容にもよりますが、年間5〜30万円で加入ができます。

居住ビザを取得する

必要な書類、手続きを経て問題がなければ。居住ビザが取得できます。

居住ビザを取得すると、エミレーツIDという身分証が発行されます。

エミレーツIDは、住宅や携帯電話の契約時などに必要になる重要な書類です。

家を借りるか購入する

エミレーツIDが取得できたら、賃貸契約、売買契約ができるようになります。

住居を借りる、あるいは購入して自身の住居を確保しましょう。

なおドバイで住居を借りる場合、年間契約が原則で、家賃も1年分を一括払いするのが一般的です。

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ドバイ移住をおすすめできる人

ドバイ移住は、次のような人におすすめです。

  • 不動産投資に取り組みたい人
  • 法人設立を検討する人
  • インターネットを活用した仕事をする人
  • 所得税が高い人
  • 旅行が好きな人
  • ビジネスチャンスを掴みたい人

ドバイは経済成長が著しく、人口が増加しているため不動産価格や家賃が今後も値上がりする可能性があります。不動産投資や事業投資をしたい方にはおすすめです。ビジネスチャンスを狙って法人設立を検討しても良いでしょう。

またドバイでは、ドバイでリモートワークを行うための、バーチャルワーキングビザというビザもあります。そのためインターネットを活用した仕事をしている方にもおすすめです。

その他、ドバイはタックスヘイブンなので日本の所得税が高いと感じている方も検討してみると良いでしょう。

税金面でドバイ移住を検討する方の相談ならネイチャーグループへ

日本の所得税が高いので、タックスヘイブンを探している中でドバイを知ったという方もいるのではないでしょうか。

税金対策を検討している方は、まずはネイチャーグループへご相談ください。

豊富な経験と、投資や税務といったさまざまな支店から、お客さまにあった資産運用や税金対策のサポートをさせていただきます。

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まとめ:ドバイ移住は税金面でのメリットが大きい!リスクも踏まえて検討しよう

ドバイは観光に力を入れており、治安も良いことから移住先としておすすめです。

またドバイはタックスヘイブンなので税金がほとんどかからず、投資家や資産家と出会えるチャンスがあるためビジネスチャンスをつかみたい方にもおすすめです。

ただしドバイはイスラム圏なのでイスラム文化に配慮する必要がある、日本に比べて物価が高く感じる可能性があるなどデメリットもあります。

ドバイへの移住はこうしたメリット・デメリットを踏まえて検討しましょう。
(本記事掲載内容は2024年8月時点の内容です。最新の情報については、公式サイトや最新のニュースをご確認ください。)

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