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外貨預金はおすすめしない7つの理由!メリット・おすすめの投資先も紹介

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外貨預金はおすすめしない……。外貨預金にはさまざまなメリットがあるにもかかわらず、なぜおすすめしないと言われてしまうのでしょうか。

この記事では、外貨預金はおすすめしないと言われる理由を紹介します。メリットや魅力的な投資先なども解説するので、ぜひ参考にしてください。

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外貨預金はおすすめしないと言われる7つの理由

外貨預金はおすすめしないと言われる理由は、7つあります。

  1. 元本割れリスクがある
  2. 高い為替手数料がかかる
  3. 預金保険制度の対象にならない
  4. 為替相場の予想と対応が難しい
  5. 為替差益の発生で税負担が増える恐れがある
  6. 利回りが高い商品は定期預金が多い
  7. 外貨運用に対する否定的な意見が多い

一つずつ理由を確認していきましょう。

元本割れリスクがある

外貨預金は、元本割れのリスクがあるため、おすすめしないと言われています。

日本円の預金は低金利ですが、元本は保証されています。100万円預けたら、100万円未満になることはありません。

しかし、外貨預金は為替が動くことで損をするケースがあります。例えば、1ドル100円のときに、日本円で100万円分預け入れたとします。

その後払い戻しのタイミングで1ドル100円よりも円高になっていると、日本円で100万円の価値はなくなるので気をつけなければなりません。

高い為替手数料がかかる

外貨預金は、円を外貨に交換するタイミング、外貨を円に戻すタイミングで、高い為替手数料がかかります。

たとえば、1ドル25銭の為替手数料を取られるとすると、100ドルを両替した場合、預け入れの際に「100×25銭=25円」、払い戻しのときにも同じ25円の手数料が発生します。

100ドルに対して50円なので思ったよりコストはかからないように感じますが、運用益に対する割合は無視できません。100ドルを利回り2%で運用した場合、利益は200円ほどです。

仮に手数料50円かかったとすると、利益の4分の1も手数料で引かれてしまいます。

預金保険制度の対象にならない

外貨預金はおすすめしないと言われる理由の一つに、預金保険制度の対象にならないことが挙げられます。

預金保険制度とは、万が一金融機関が破綻してしまったときに預金を保護する制度です。もし銀行が破綻したとしても、日本円の預金なら一つの金融機関ごとに1人あたり1,000万円まで元本および破綻日までの利息が保証されます。

しかし、外貨預金は預金保険制度の対象外であるため、仮に金融機関が破綻したら預け入れている資産のすべてを失うかもしれません。

為替相場の予想と対応が難しい

外貨預金は、為替相場の動きで利益が左右されるので、予想しながら預け入れや払い出しをしなければなりません。

しかし、為替相場は経済指標や政治動向、国際情勢などが複雑に絡み合いながら動くため、予想するのは容易ではないでしょう。慣れていない方にとっては非常に難しく感じられるかもしれません。

為替差益の発生で税負担が増える恐れがある

為替差益の発生で、税負担が増える恐れがあります。為替差益は、為替レートが動くことで発生した利益のことです。

日本円で預金しているときは利息のみに税金が課せられますが、外貨預金は利息のみではなく為替差益にも税金がかかります。

為替差益は雑所得として総合課税の対象になり、円預金と比べると税負担が大きくなるケースがあります。

利回りが高い商品は定期預金が多い

外貨預金には利回りの高い魅力的な商品があるのですが、利回りが高い商品は定期預金であることが多い傾向にあります。

定期預金自体が悪いとは言いませんが、外貨定期預金の多くは期限が決められています。

そのため、仮に為替相場が大きく動いたとしても、中途解約をして損をするか、満期まで待つことになりタイミングを逃すかしか選択肢が残されていないような状況になることも少なくありません。

したがって、外貨預金はおすすめできないと言われるのです。

外貨運用に対する否定的な意見が多い

そもそも日本円は安全で外貨は危険といったイメージが浸透しており、外貨運用に対する否定的な意見が多いことも理由の一つです。

また、日本円での預金はバブル当時、利回り5〜10%を誇るなど、わざわざ外貨に頼る必要がなかったことも影響しています。

外貨預金はメリットもたくさんある

実は、外貨預金には以下のようなメリットもあります。

  1. 円安で為替差益が得られる
  2. 資産のリスクを分散できる
  3. 円預金と比べて高い金利が期待できる
  4. 初心者でも始めやすい

メリットをしっかりと把握して、投資するかどうかは判断してください。

円安で為替差益が得られる

円安になると為替差益が得られるのが魅力です。

たとえば、1ドル100円のときに1万ドル(100万円)預け入れ、その後為替が円安に動き1ドル120円になったと仮定します。そのタイミングで1ドル120円を日本円に戻すと120万円となり、20万円の為替差益が生じるのです。

資産のリスクを分散できる

資産運用を行ううえで、リスク分散は必須です。

たとえば、日本円に加えてアメリカドルやユーロで預金している場合、特定の通貨に対する依存度が下げられます。仮に日本円の価値が下がったとしても、資産価値の減少は最低限に抑えられるでしょう。

また、株式や債券などと組み合わせれば、さらにリスク分散が可能です。

円預金と比べて高い金利が期待できる

日本は超低金利だといわれるほど、金利が低い状況が続いています。そのため、円預金と比べると、外貨預金の方が高金利を期待できるのです。

インフレ率が高い国、経済成長が目覚ましい国の通貨は高金利の傾向があり、預けているだけで円預金よりも高い利息を受け取れる場合があります。

初心者でも始めやすい

外貨預金の最大のメリットは、初心者でも始めやすいことかもしれません。日本円の預金とほとんど仕組みは同じで、銀行を通じて外貨を預金するだけです。

株式や投資信託のような銘柄選びが必要な投資と比べると、非常に簡単なことがわかるでしょう。「手間をかけたくない」「ひとまず外貨を持ってみたい」という方は、検討してみてください。

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外貨預金はどこの国がいい?通貨を比較

外貨預金はどこの国がよいのでしょうか?

代表的な以下の外貨預金について解説します。

  • アメリカドル
  • オーストラリアドル
  • ニュージーランドドル
  • ユーロ
  • スイスフラン

外貨預金はどこの国がいいのか、見比べながら読み進めてみてください。

アメリカドル

アメリカドルは世界の基軸通貨と言われており、世界中の至るところで取引されています。実際、世界シェアNo.1に輝くことも珍しくありません。

FRBの金融政策や雇用統計といった経済指標の影響を受けやすい点には気をつける必要はありますが、利上げが続いており、先進国の中では金利が高めに設定されています。

また、アメリカの経済情勢などは日本でもよく報道されているので、情報収集しやすいことも魅力です。

オーストラリアドル

オーストラリアは、鉄鉱石または石炭といった鉱物資源が豊富に採取できるので、資源国通貨とも呼ばれています。

資源を輸出して利益をあげているため、資源価格の動向に影響を与えやすいという特徴を有しています。アメリカドル同様、先進国の中では金利が高めです。

ニュージーランドドル

ニュージーランドは、オーストラリアの隣に立地している国で、経済的にも結びつきが強いのが特徴です。そのため、オーストラリアドルと似た動きをすることも多々あります。

また、ニュージーランドは酪農が盛んで主要輸出産業にしているので、乳製品などの価格に影響を受けやすいことも特徴です。

ユーロ

ユーロは、アメリカドルに次ぐ世界シェアを誇り、第二の基軸通貨と呼ばれることもあります。EUで使われている通貨で、ヨーロッパ圏の国で幅広く利用されています。

経済規模の大きいドイツまたはフランスの経済指標による影響を受けやすいのが特徴です。

スイスフラン

スイスフランは、永世中立国であるスイスで使用されている通貨です。最大の特徴は、世界情勢の影響を受けにくいことです。そのため、安全通貨にも位置付けられており、金と同じように有事の際に購入される傾向があります。

ただし、スイスはヨーロッパ圏に位置するため、ユーロの影響を受ける場合もあるので気をつけてください。

外貨預金をおすすめする人

以下に当てはまる人は、外貨預金がおすすめです。

  • 投資初心者
  • 分散投資をしたい人
  • 収入源が海外にある人

上記に当てはまる方は、なぜ外貨預金がおすすめなのか確認しましょう。

投資初心者

預金は、日本円で慣れ親しんだ仕組みであり、外貨預金も仕組み自体は大きく変わらないため、投資初心者でも安心です。

さらに、多くの金融機関で1通貨単位から取引できるので少額でスタートできるという特徴があり、初めての方でも気軽に始められます。

また、アメリカドルやユーロなどはテレビや新聞で報道がなされており、日本でも情報収集が比較的簡単です。情報収集に慣れていなくても、最低限の情報は集められるでしょう。

分散投資をしたい人

外貨預金は、分散投資をしたい人にもおすすめです。すでに株式や不動産などを保有している人が全体のバランスを整える目的でポートフォリオに組み込むのもよいでしょう。

また、外貨預金の中だけでも分散投資は可能です。アメリカドルだけではなく、資源国通貨であるオーストラリアドルや世界情勢の影響を受けにくいスイスフランなどに分散して投資すれば、特定の通貨への依存度を減らせます。

結果、いずれかの通貨の価値が下がっても、損失は最低限で抑えられるでしょう。

収入源が海外にある人

収入源が海外にある人にも、向いています。海外の金融機関から外貨で送金される機会があるとき、外貨普通預金口座を持っていれば外貨をそのまま受け取れます。

海外ATMで現地通貨を引き出したり、現地通貨の支払いにデビットカードが使えたりと非常に便利です。受け取った外貨を両替することなく使う場面がある人は、外貨預金を始めてもよいかもしれません。

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外貨預金をおすすめしない人

以下に当てはまる人は、外貨預金をおすすめできません。

  • 短期的に大きな収益を狙っている人
  • これから円高が進むと予測している人

もし上記のいずれかに当てはまるなら、ほかの投資先も検討してもいいかもしれません。

短期的に大きな収益を狙っている人

短期的に大きな収益を狙っている人には、向いていません。外貨預金は金利が高い傾向にありますが、金利だけで大きな利益を狙うのは困難です。

為替差益を狙う方法もありますが、1ドル150円が短期間で300円になるといったことは考えにくく、まとまった利益を得るのは難しいでしょう。

その点株式投資は、株価が2倍、3倍になることも珍しくありません。短期的に大きな収益を得たいなら、ほかの選択肢も検討した方がよいでしょう。

これから円高が進むと予測している人

これから円高が進むと予測している人も、外貨預金は控えた方が賢明です。外貨預金は円安が進むと為替差益を手にできますが、円高が進行すれば為替差損が生じます。

しばらく円安が続くと予想するなら良い手ですが、円高になると考えているなら外貨預金を選ぶのは資産を減らす行為に等しいといえます。

外貨での魅力的な投資3選

外貨での魅力的な投資先は、以下の3つです。

  1. 債券
  2. 海外不動産投資
  3. 外貨建て保険

実は外貨預金以外にも、外貨を使って投資できる商品は存在します。それぞれの詳細をみていきましょう。

債券

債券投資は、国あるいは企業などが発行する債券を購入し、保有している間に利息を得るという手法です。満期になると元本と償還金を得られます。

そして、外国債券は外貨で購入可能です。利息や償還金も、外貨で受け取ります。外国債券は、外貨預金と同じように利回りおよび為替変動で利益を得られる投資手法です。

海外不動産投資

外貨での魅力的な投資先として、海外不動産があります。海外不動産投資の魅力は、不動産価格の上昇によるキャピタルゲインを狙えることです。

経済成長率、人口増加率が高水準の国なら不動産の需要が高まり、物件価格が上昇する傾向があります。物件を売れば、大きな利益をあげられるでしょう。

また、海外不動産投資をすると、月々家賃収入を受け取れます。安定した家賃収入を得られれば、収入源の増加にもつながります。

外貨建て保険

外貨建て保険も、魅力的な投資先の一つです。

たとえば、アメリカドルといった外貨建ての個人年金は、円建てと比較して高利回りの商品が多く、より大きな金額を受け取れる可能性があります。

また、受け取るときに外貨か円かを選べる商品や、為替の状況をみてから日本円に戻せる商品もあり、柔軟に対応できるのも魅力です。

外貨預金は円安の今やるべきタイミング?

結論からお伝えすると、長期的に保有するのであれば目的次第では今から始めても問題ありません。

たとえば、以下のような目的が挙げられます。

  • 資産の分散を図る目的
  • 高金利による利息を狙う目的

いずれにしても、長期的な目線でリスクを抑えながら外貨で資産形成をしていくなら今から始めてもよいでしょう。

一方で、短期間で円に戻す予定がある場合は元本割れするケースがあるので、今外貨預金をやるべきではありません。

また、外貨預金を始めるときはすべての資金を一度で外貨にするのではなく、少しずつ時間を分散させて外貨を増やしていくのがおすすめです。

資産を増やす・残す運用ならネイチャーグループ

外貨預金について調べている方には、資産を増やしたい、守りたいといった方が多いでしょう。

実際に、リスク分散ができたり高金利が期待できたりと、外貨預金を活用すれば資産を増やせるかもしれません。

しかし、外貨預金だけでは資産を増やす、残すためには十分ではないこともあります。

「資産を増やしたい」「残したい」と考えるのであれば、株式投資や不動産投資などさまざまなものをポートフォリオに組み込んで運用する必要があります。

「複数の投資先をうまく組み合わせられるかわからない……」

このような方は、ネイチャーグループにお任せください。

ネイチャーグループは、資産運用と税務に特化した日本最大級のコンサルファームです。外貨預金に限らず株式投資や不動産投資などさまざまな資産運用について熟知しており、お客さまにとって最適なプランを提案いたします。

資産を増やす、残す運用を希望する場合は、ネイチャーグループにご相談ください。

まとめ:外貨預金はメリット・デメリット両方ある

外貨預金はデメリットがあるため、おすすめしないと言われることがあります。

しかし、高金利が期待できたり、初心者でも始めやすかったりと魅力もあるのです。そのため、外貨預金は絶対におすすめできないとは言い切れません。

投資初心者や分散投資をしたい方は、外貨預金をポートフォリオに組み込むことを検討してみてください。

どの程度組み込めばいいのかわからない場合は、ネイチャーグループにご相談ください。外貨預金をはじめ、資産運用に精通したコンサルタントが相談に乗り、お客さまに助言をいたします。

ネイチャーグループは年間2,000件、累計で1万件以上の相談実績もあるので、安心してご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。

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